燕・歳時記 Special

燕山荘通信

上高地周辺スノーシューツアー2泊3日催行しました


2月6日~8日の2泊3日にて上高地周辺ツアーを催行致しました。

この週末も・・・強い寒気の襲来で空模様が気がかりでしたが、上高地河童橋からは辛うじて穂高連峰が見えたり、3年越しにようやく福地山頂上制覇など、充実した3日間を送ることができました。

 

<2月6日>
足慣らしの初日は、乗鞍高原内「善五郎の滝」までの散策です。

ツアー前日まで比較的暖かい陽気が続いていたことも影響したのでしょうか、例年と比べて氷瀑の規模がかなり小さく、ゴーゴーと流れる滝の水しぶきの音が、いつにも増して大きく聞こえました。

この時期、アイスクライミングをする人をよく見かけるこの滝ですが、この状態では・・・人影見当たらず。普段なかなか近寄れない氷柱を間近で触ったり見たりと、皆さん各々滝見物を楽しみました。

 

<2月7日>

2日目は、安房トンネルを抜け、いざ!岐阜県は福地山の頂上を目指します。

見事に植林された林の中を出発。九十九折りの道を抜けると、明るい広葉樹の世界へと道は続きます。所々痩せ尾根もありますが、道そのものはしっかり整備されていて歩きやすく、スノーシューでもクリアできます。

 

寒気が流れ込み始めたこともあり、終日小雪交じりで視界不良。

時折うっすら「焼岳」が顔を出してはくれましたが、待望の穂高連峰から槍ヶ岳の眺めはお預けでした。

 

『いつも上高地側からは穂高連峰をみているけれど、岐阜県側からその雪景色を眺めてみたい』という要望が数年前から沸き起こり、それならば・・・穂高連峰や笠ヶ岳の眺望が素晴らしい福地山登頂を計画した次第です。

一昨年はタイムスケジュールがうまく行かず途中リタイア、昨年も雪の多さにラッセルにて途中時間切れ。二年続けて登頂が果たせずから、ようやく三年越しの今回、見事山頂を踏むことは叶いました。

最もトレースがしっかりついていた事も功を奏したのだと思います。ありがたかったです。
視界不良で穂高連峰や笠ヶ岳の眺めは阻まれてしまいましたが、それは来年への更なるリベンジ。

 

昼食を手短に済ませて下山開始。中腹から下は、ヒップそりで雪まみれ、要所登山道をショートカットしながら下山の途に就きました。

 

<2月8日>

ツアー最終日は上高地園内へ。

釜トンネル内1.3キロの歩きからスタートです。

 

この日が寒気流入のピークとあって、まったく天気的には期待していませんでしたが、午前中中心に思いのほか青空が垣間見え、トンネルン抜けてドンと焼岳が見られ、皆さんのテンションが一気にあがります。

 

そして目の前に現れた穂高連峰に皆さん歓喜の声。

にわかの晴れ間ではありましたが、一瞬でも見ることができたのは予想以上の展開。
とにかく寒かったですが、気分は上々でした。

 

目的地の河童橋が近づくにつれ、視界は悪くなる一方。それでもうっすら正面に見上げる霞沢岳の容姿がなんとも雰囲気あってよかった・・・。辺り一面、まさしく“墨絵の世界”でした。

 

河童橋到着も、穂高連峰は雪雲の中。

手早く昼食時間としました。
と思ったら・・・

 

瞬く間に雲がとれ、薄日も差し込み、うっすらとではありますが穂高連峰が姿を現し、急いで集合写真撮り直し。

最後の最後にいい記念となりました。

 

河童橋を後にしてから徐々に雪模様へと変わり、大正池を過ぎる辺りから本格的な雪降り。

めまぐるしく変わるお天気でしたが、充実した上高地園内の散策でした。

 

『何回も冬の上高地来ているけど、毎回違う天気に積雪量で、いつもその変化が見られて楽しいですよ。しかし今回は寒かった・・・』

『毎年参加しています。毎年参加したくなる上高地ツアーです』

そもそも冬の上高地園内は冷え込めば-15℃以下まで冷え込むところではあります。今回はそれくらいの冷え込みの中歩けたことで、厳冬期の上高地の厳しさを久しぶりに体感できたのは、いい経験と時間でした。

ご参加頂きました皆さま、ありがとうございました。

ガイド:井村、榊
写真と文:榊

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「2026燕山荘オリジナルスノーシューツアー」詳細

 

 

 

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