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大天荘

5年前からの手ぬぐい。


さかきです。

午前中中心に、穏やかな秋晴れとなりました。陽ざしを受けた山肌は、一昨日より昨日、昨日より今日と、日に日にその色鮮やかさを増してきているように感じます。

   ▲槍ヶ岳と牛首展望台から西岳方面へ続く表銀座縦走路

撮ったのが昼前、少々雲が多めになってきていたため、弱い陽射しでその色鮮やかさが今一つピンと伝わってきませんが(私の撮影技量の問題でもあります)、繰り返します、赤や黄の斑模様が日に日に濃くなってきています。

   ▲二ノ俣谷の尾根筋 遠望 左:常念岳 右奥:穂高連峰

この時期には、必ずと言っていいほど、この場所の紅葉具合をブログに掲載していますが、何を隠そう、大天荘の水源地は、この樹林帯の真ん中を通り抜けてさらに下った所にあります(高低差約400m)。紅葉の時期に、この木々のトンネルの中を歩くのは、陽ざしが赤や黄の葉っぱ越しに透けてのち、辺りを照らすので、気分的にも、加えて実際に明るい森となります。何とも清々しい気分にさせてくれる道となり、水源地に向かう我々スタッフにとってのちょっとした癒しのポイントです。

   ▲大天荘と大天井岳

こんな穏やかな陽気にも関わらず、明日の予報は午前中中心に稜線はみぞれか雪の予報が出ています(詳しくはヤマテンを参照(有料サイト))。

繰り返しになりますが、これからの時期、悪天候時は、雨ではなく雪やみぞれになる可能性も出てきますので、よく種々の気象情報をお調べになり、装備の不備などないよう、万全の用意で登山計画をお立て頂きたいと思います。天候等でわかりにくい点などありましたら、直接現地にお問い合わせ頂いても構いません。

安全第一でお願い致します。

 

<5年ぶりの来荘>

大天荘の手ぬぐいをお持ちのお二人、左の男性は二十数年前、まだ大天荘が当時の穂高町で運営されていた頃のスタッフ 原田さん。一昨日ご夫婦でお見え頂き一泊されました。それにしても、この手ぬぐい、やや色あせていますね・・・

 

この手ぬぐいは、5年前から販売始めましたが、当時2015年9月19日のこの日、ヘリコプターの空輸作業が早朝にあり、その便にてこの新作手ぬぐいが小屋に届き、第一号に購入して頂いたのが、原田夫妻というシナリオでした(当時のブログ)。その時の物を、今でも大事に使われて頂いているとのこと。何とも嬉しい限りです。

ちなみに余談ですが・・・

原田さんが今回の滞在期間中に、大天荘の本館談話室で見つけたもので、とても懐かしがっていたものがあり、それを手に取られています。以前にもこのブログで紹介したことがあります。

大天荘の部屋割りボード。右が現在使用している物、左が昔の物。その左のボード上に書かれている文字を、手直し等したのが原田さんご本人とのこと。

いずれ近いうちに、また当時の逸話等聞かせてください。お待ちしております。

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