帯状高気圧に包まれて。
燕岳周辺では昨日の雨混じりに降雪では、積雪量はほとんど増えませんでした。今日は朝は雲が多かったのですが段々と晴れてきて気持ちのいい青空が広がりました。
昨日の降雪で大天井岳や常念岳は白さを増したようでした。ほんの少し場所が変わるだけで雪の降り方も変わるようです。お褒めの松のの黄色と大天井岳の白のコントラストが素敵でした。
大天井岳へ行かれる方は、切り通しから先は1アイゼンとピッケルピッケルが必要な状況です。
雲が切れて槍ヶ岳が姿を現してくるとこちらも白さが増していました。もう完全に冬の装いです。
日中は日差しの下では暖かく外作業は気持ちのいいものでした。暖かく天気のいいうちにと外作業もはかどりました。
日没が近づくと気温は氷点下になってきます。夕日は美しいですが、寒いので小屋を出たり入ったりしながら皆さん日の入りをご覧になられていました。
そして日の入り後が素晴らしかった。大天井岳の上の雲が真っ赤に染まりました。
明日も高気圧に覆われて晴れそうです。
登山道の様子
登山口付近
このあたりに太陽の光が当たりだすのは7時くらいになってきました。だいぶ散ってしまいましたが、カラマツの黄葉がきれいです。
合戦小屋
まだ雪はありません。土間にも板がはめられ風をよけて風をよけて休憩することが出来ます。
合戦の頭付近
前々回の降雪では白くなりましたが、今は雪は解けてしまっています。
山荘直下までくると雪は日陰部分に残り、つるつるとなっています。ただ、雪が残るのは今日現在ここだけです。
燕山荘にまでくるだけならまだ、アイゼン、ピッケルは必要ないと思いますが、大天井岳まで行く方はピッケル、アイゼンは必要です。また、いずれにしろ、夏靴より、冬靴の方が安心して歩けます。スタッフも上下山は冬靴をはいています。
河地
