◆燕山荘通信・冬期営業総集編2 ~景色~◆
H26.1.14更新


年末年始営業のために、毎年12月下旬には上山し、同じ場所、時間、角度で燕岳・北アルプスをはじめとする、純白の峰々を目にします。毎年同じような光景に見えますが、その瞬間に感じる心や天気により、個人個人に映る光景は毎年違うものなのではと思います。自然は二度と同じ状態にならないし、私達の感じ方も変化します。そのため、その都度新鮮な気持ちでシャッターを切っています。今年もいろんな表情を見せてくれて、スタッフが印象に残ったシーンをご覧ください。


登山口付近のカラマツ林

霧氷つくダケカンバ(合戦尾根)

烈風吹きすさぶ中シャッターチャンスを待つ

槍ヶ岳のモルゲンロートを鑑賞

行き交う人々

夕方の霧にむせぶ槍ヶ岳

紺碧の冬の空

紅い北アルプス

雪煙にむせぶ燕山荘①

雪煙にむせぶ燕山荘②

合戦尾根に果てしなく続くトレース

蛙岩

雪庇

雪をまとう燕山荘

静寂①

静寂②

夜明け前①

夜明け前②

日の出①

日の出②

遠望 ~剣・立山連峰~

遠望 ~鹿島槍ヶ岳・白馬岳~


冬期スタッフ

1月7日、冬期営業のスタッフは全員、快晴無風の中、後ろ髪をひかれながらの下山となりました。天気に恵まれれば、冬でもこんなに快適に上下山できるのか・・・改めてスタッフ全員が感じたことです。しかし、それもスタッフそれぞれがどんな状況下でも万全に対応できる冬山の装備を全てザックにしまってある安心感の上にあります。

厳冬期の燕山荘にお見えになられる方の中に、軽アイゼン、スキーウェア(手袋含む)、夏用のカッパ、スニーカーという軽装を目にする機会が増えてきたように思います。そのため、顔や手に軽度の凍傷を負う方も少なくないようです。
冬山・雪山は、荘厳でとても美しく、このWeb上だけでは到底表現し尽くせませんので、是非一度お越し頂きたいと思います。それにはやはり、冬山・雪山を登る上での基本的な要素を押さえて頂く必要があります。それが事故怪我を未然に防ぐ一番大事なことです。0℃以下の場合、1mの風が吹くと1℃体感温度が下がります。冬期営業中の燕岳周辺の気温は-20℃まで下がることがあります。冬山・雪山で注意しなければいけないことは「風、寒さ、濡れること」です。体力も時間も夏山の1.5倍は必要です。日没が16:30と早く、時間配分や体力を考えないと命にかかわる厳しい世界です。
初心者の方には、是非、私達が提案している、①スノーシュー → ②春山登山教室  → ③冬季燕岳登頂という段階をおってお越しいただくことをお薦め致します。

2013~2014年燕山荘年末年始営業のご利用を誠にありがとうございました。これから先、燕山荘にお越しなられる方々をはじめ、多くの登山愛好家の皆さんが、事故怪我なく、楽しい山登りが続けられますよう、スタッフ一同願っております。

1月25日からは燕山荘スタッフガイドによるスノーシュースクールを15回開催致します。
燕山荘・有明荘の2014年シーズンは、4月25日金曜日からの営業開始予定です。

撮影:河地清人、榊 寛昭
リポート:榊 寛昭


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