◆燕山荘通信・2013年GWの山◆
H25.4.30更新


4月27日は、吹雪と積雪、大荒れの北アルプスでしたが、
28日は終日穏やかな天気で、大勢のお客様が春の山を楽しまれていました。


一年中で一番積雪の多い4月下旬は、ピッケルとアイゼンは必携です。日が長くなってきているので、昼間融けた雪面が、夜は凍りつき滑りやすくなるからです。28日の朝の気温は-7度以下まで下がりました。

27日の猛吹雪でさすがにテントの方はほとんどいらっしゃいませんでしたが、風のおさまった28日は今シーズン初のテント村ができました。


【4月~5月連休の頃の登山についてのご注意】
「春山」と呼ばれているGWの山ですが、この時期の山はまだ全くの冬山です。登ってこられる時は、以下の点にご注意ください。
1.グリセード、尻セードは、急斜面が多いのでとても危険です。絶対に行わないでください。
2.アイゼン、ピッケルは必ずお持ちください。雪面が凍っているので、アイゼンがないと登れません。12本爪のアイゼンが必要です。
3.縦走の場合の注意点
  ①大天井岳の北面は必ず頂上まで直登して下さい。もし、夏道にトレースがついていても入らないようにして下さい。
   頂上への直登は6月まで続きます。
  ②北燕岳から先へはこの時期はまだ行くことはできません。
4.登山口をお昼頃出発される方が目立ちますが、出発時間をもっと早めにして下さい。
  夏山(7月~9月)でもお昼出発は遅いと思われますが、この時期は、雪面が凍りはじめる3時頃までに山小屋へ到着するのが冬山の鉄則です。
5.この時期の装備は、以下燕山荘春山登山教室の装備を参考にご用意ください。
<春山登山教室参加者装備>
アウターシェル上下(雨合羽不可)、ダウンジャケット上(下)、中間着、冬用登山靴、アイゼン(12本爪)、 ピッケル、ロングスパッツ、手袋(オーバーグローブ、インナーグローブ、薄手の手袋、予備を含めて各2枚ずつ)、帽子2種類(毛糸の帽子と目出帽)、サングラス、日焼け止め、リップクリーム、着替え、タオル、テルモスなどのお湯を入れる携帯用ポット、行動食、カメラの予備バッテリー、女性の方はふくだけのメイク落としなど。この時期は水は殆ど使えないと考えてください。

撮影・リポート:赤沼健至


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