◆燕山荘通信・厳しい冬山の装い(ワカンの威力)◆
H24.11.20 更新


11月下旬となり、燕岳は厳しい冬山となりました。

〈足元のワカン〉
11月17日(土)は強烈な風を伴う吹雪に見舞われました。
合戦小屋上部、特に三角点から上の風が強いと判断されて、途中で下山される方々が多くいらっしゃいました。
吹雪の時は、トレースが埋まります。こういう時に威力があるのがワカンです。
アイゼン、ピッケルと同様に冬山には必需品ですので必ずお持ちください。


〈燕山荘〉 






〈合戦小屋〉
燕山荘と合戦小屋では、厳しさの違いが良く分かります。木の枝に張り付いた「エビのしっぽ」の付き方で厳しさが伝わります。


〈燕山荘からの下りの様子〉
三角点から燕山荘までは、目印の赤い旗を登山道上にたくさん立ててあります。登りは赤旗竿の右側にトレースがあります。
スタッフが吹雪の度にトレース付けの作業をしておりますが、吹雪になると30分でトレースが埋まってしまいます。
ワカンをつけて足の裏の感じでトレースを見つけながら登ってください。外れますと腰まで入ってしまうことがあります。


※17日(土)は中房が雨、第3ベンチからみぞれ、合戦小屋は雪でした。合戦小屋までは樹林帯なので風の影響はあまり受けませんが、森林限界を越える三角点から吹雪となりました。冬山で一番気をつけなければいけないのがこの様な気象の時です。寒さと風と濡れることが一番危険だからです。合戦小屋で濡れたウエアーを着替えてから登ることをお薦めします。また、アウターが濡れないように、私は傘をさして登ります。雨が降ってもいいように傘があると便利です。

※吹雪の後の快晴の素晴らしさは→燕山荘スタッフブログをご覧ください。



写真・リポート  赤沼健至

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