◆燕山荘通信・第1回雷鳥鑑賞会を開催しました◆
H24.7.7 更新


今年も日本野鳥の会会員・日本山岳ガイド協会会員の植松晃岳氏を講師に迎え、
6月30日~7月1日に第一回雷鳥観察会を開催いたしました。
雷鳥についての専門的な話を聞いたり、また他の動物や植物の生態をしることで、
自然と人間とのかかわりや大切さを学びます。


燕岳をバックに記念撮影


【登りながら自然の解説】
歩いている途中でも鳥の鳴き声が聞こえれば耳を傾け、花が咲いていれば解説をいただきながら、ゆっくり登っていきます。また、各ベンチごと標高による植生の変化なども教えて頂きました。植松講師の「楽しく学べる」説明に思わず笑ってしまいます。
第一ベンチ 第二ベンチ
〈第一ベンチで・・・〉樹林帯ではいろんな鳥の鳴き声を聞くことができます。いつも聴く鳥のさえずりも、解説つきだとなぜかちがったように聴こえます。
〈第二ベンチで・・・〉講師が手にしているのはモグラによく似た「ヒミズ」。もちろん生きているものではありません。

同じく第二ベンチ 三角点にて
〈同じく第二ベンチで・・・・〉笹の葉に一列に点々と開いた穴を解説。葉が開く前の丸まった状態の時に虫が開けたものです。
〈三角点で・・・〉絶好の登山日和だけど、雷鳥が出るには天気が良すぎかな。不安が頭をよぎります。

【山荘に到着して】
雷鳥を探しに山頂へ


動物のフンを調べる植松講師。フンを見れば
その動物が何を食べたかすぐ分かります。
山頂にて。残念ながら雷鳥は見つからなかったですが、山はよく見えました。


【山荘夕食後】
夕食後は恒例になった勉強会。明日の朝に期待して、氷河期の生き残りである雷鳥の生態を勉強。

翌日は天気がくずれてきたのでチャンスがあるかと思いましたが、結局姿は現さず、鳴き声とフンだけでした。今回見ることは出来なかったですが、ご参加いただいた皆様ありがとうございました。ヒナの誕生はもうすぐだと思います。


<今回の雷鳥観察会で確認された野鳥や花などのデータ>
【野鳥】
ホシガラス、カヤクグリ、イワヒバリ、ルリビタキ、ミソサザイ、ウグイス、メボソムシクイ、ホトトギス、
キビタキ、ヒガラ、コガラ、シジュウカラ、キクイタダキ、オオルリ、コゲラ、クロジ

【哺乳類(痕跡)】
キツネ、テン、ニホンザル、ニホンカモシカ、ヒミズ

【花】
タケシマラン、ユキザサ、マイヅルソウ、イワナシ、イワカガミ、ショウジョウバカマ、タチツボスミレ、バイカオウレン、
エンレイソウ、オオバキスミレ、ヒメイチゲ、コミヤマカタバミ、ベニバナイチゴ、コケモモ、オオカメノキ、ホンシャクナゲ、
ムラサキヤシオ、コヨウラクツツジ

【蝶】
 クジャク蝶、ミヤマカラスアゲハ、ヤマキマダラヒカゲ



【テント場の残雪】
6月の降雨量が少なかったので、テント場にはまだ残雪があります。テントは雪の上に張るようになりますので、装備をご確認ください。


燕山荘スタッフガイド:井村克彦   林 正美     写真:リポート   井村克彦


燕山荘通信へ戻る

燕山荘のページへ

燕山荘トップへ