◆燕山荘通信・冬期燕岳登頂ツアー最終回◆
H24.1.11 更新



〈燕岳頂上直下〉
2011年度最終回の冬期登頂ツアー(1月7日~9日)は、
冬山としては穏やかな天候に恵まれ、冬山の楽しさを満喫できた3日間でした。


【1日目】










〈燕山荘に到着  燕岳をバックに〉
「気温-18.6℃、風もおさまり天気は回復に向かっています。」
朝6:30、登山口で燕山荘に無線を入れ、3日間の日程を決めます。
冬山の天気は大陸の寒気に左右されるため、天気図ではつかめないことが多く発生します。
山荘からの情報をもとに、今回は、登頂は2日目と、登山の時間配分を決定します。


【2日目】

〈イルカ岩と槍ヶ岳をバックに〉


〈強風の中燕岳を目指す〉





〈燕岳登頂〉

予想通りの快晴、感動の登頂でした。
山は、出来るだけ天気の良い時に登頂するのが定石です。

「燕岳までの稜線は、風が強く、冬山の厳しさが伝わりました。」
冬山は気温と風がポイントです。1日目と2日目、上記写真で皆さんの装備の違いが分かりますか?
答え・・・稜線は強烈な風が吹いているため、フェイスマスクを使用し、ストックからピッケルに持ち替えています。それほど稜線歩きは厳しい世界に入ります。
「燕山荘のツアーですと、安心して冬山が楽しめます。」
ツアー常連のお客様から、よくこんなお言葉を頂きます。有難く感謝申し上げます。

担当ガイド:赤沼健至  井村克彦  河地清人

〈4回のツアーを通して感じた事〉
1.雪が少なく、寒さは厳しい年でしたが、強い風が吹かなかったので、凍傷にかかる方がいなかった事
  は幸いでした。
2.今年は山麓の宮城ゲートから一気に燕山荘まで登ってこられる方を多く見かけました。皆さん、早い
  時間に山荘に到着されたので安心しましたが、天候、ご自身の体調を考慮され、慎重な山行計画を
  お願い致します。
3.冬の燕岳に登るには、雪のないシーズンと比べ、約1.5倍の時間がかかります。
  さらに、寒さで体力も低下します。まず、夏季に、燕岳、または、少なくとも2,500m以上の山に登
  り、ご自身の体力を自覚して頂くことをおすすめ致します。
今シーズンの冬季登頂ツアーにご参加頂いた皆様、誠にありがとうございました。
全てのツアーが無事に催行できましたこと、ご協力に心から感謝申し上げます。


撮影:赤沼健至  林 正美    リポート:赤沼健至   



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