◆燕山荘通信・雷鳥通信◆
H22.9.15 更新


今回は雷鳥の四季折々の姿をご紹介いたします。

【春】

真っ白な冬毛が頭から少しずつ黒い夏毛に変っていきます。
メス鳥は冬以外は基本的に茶色のまだら模様の状態が多いですが、
オス鳥はキジの親戚(キジ目ライチョウ科)のせいでしょうか、
メス鳥よりも派手な色合いです。


【夏】

一般的な雷鳥のイメージはこのカラーリングが主だと思われます。
特にオス鳥のこのハッキリとした「白・黒・赤」の状態は「婚姻色」と呼ばれています。


【秋】

メス鳥は夏毛とあまり変わりありませんが、オス鳥の色合いは夏毛よりも多少色あせします。
この変化は周りの岩などに擬態するためとも言われています。
又、目の縁も白くなり、顔つきがだいぶ変わります。


【初冬】

冬毛に生え換わる途中の状態です。春先の状態に近いですね。


【冬】


オス・メス共に真っ白な冬毛になります。
なお、オス・メスの見分け方は、両目とくちばしを結ぶラインが
黒くなっている(過眼線といいます)個体がオス鳥です。


【おまけ】

〈夏〉 産まれたばかりのヒナ鳥。黄色と黒のトラ柄です。


〈お願い〉
雷鳥は特別天然記念物、及び絶滅危惧U種の希少な野生動物です。また、特異な環境で生きているため、下界の細菌、病気等に大変弱い生き物でもあります。万一、雷鳥達が近寄ってきても、けっして触れないように、遠くからそっと見守っていただくようご協力をよろしくお願いいたします。

写真・リポート    高橋広平

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