◆ 第二回ビギナー春山登山教室開催しました ◆
H22.5.1更新

4月29〜30日、第2回春山体験登山教室を実施いたしました。
集合時間の7時50分頃、集合場所の有明荘は雨天、稜線上は吹雪と悪条件のため、
天候の回復を待って、出発時間を遅らせて催行する強行軍でしたが、
残雪・氷そして新雪とバリエーションにとんだ雪上登山となりました。


4月30日 無事燕岳登頂

第1〜第2ベンチ間 第3ベンチでアイゼンを装着
第1〜第2ベンチ間はザラメ状の残雪で、軽快に高度を稼げますが、はしごや階段など、固く氷ついた箇所があります。そういう場所は一歩ずつ慎重に通過しました
第3ベンチから雪の斜面が続きます。今回はここでアイゼンを装着しました。本教室は、初めてピッケル、アイゼンを使われる方でもご参加いただけます。


第3ベンチから上部 奥は真っ白な大天井岳
第3ベンチから上部は、夏の登山道とは別の積雪期ルートを辿ります。スタッフの立てた目印の赤旗が誘導してくれます。わかりにくい箇所も安心です。
富士見ベンチを過ぎると展望が開けます。新雪で大天井岳も真っ白になっていました。


登山の労いはやっぱり食事とこれ!?
ビール、ワインそれとも日本酒で。
夕食時、山談議に花が咲きます。


2日目の朝、燕岳を目指して 大天井岳をバックに
2日目の朝、燕岳を目指します。晴れたものの風強く、山荘周りの外気温マイナス5度。体感気温はマイナス10度ぐらいでしょうか。寒い稜線上ですが雪山体験には好条件になりました。
無事に燕岳登頂!手前の三角点や岩肌にビッシリ風雪がついていました。
頂上よりの帰路、白銀の大天井岳をバックに一枚。
「この時期にこんな新雪が味わえるなんて!」と今回ご参加の皆さまは、元気一杯でした。


「ついさっきまで、あそこに立っていたんだね」 オーナー赤沼(右端)と記念撮影


下り斜面でのアイゼン歩行の講習。「歩幅が広すぎると、滑ったとき止められません」


合戦小屋(休憩のみ)は、ゴールデンウイーク中営業しています。土間のベンチで風を避けながら、コーヒーなどで暖をとれます。


下山した有明荘では、初夏の日差しの中、鯉のぼりが泳いでいました。
「山上の吹雪が夢のよう」
「夏山とは違う装備やウエアの使い分け、勉強になりました!」
ツアーを解散して、温泉で疲れを癒しました。


天候回復待ちで密なスケジュールをお疲れ様でした
ご参加いただきましてどうもありがとうございました。

【安全な春山登山のために(2010年度)】 
1.今年は雪が多く固くしまっていますので、アイゼン、ピッケルは必ずお持ちください。
2.第2ベンチから合戦小屋までの間でも気を緩めないで下さい。
3.グリセードや尻セードをすると、後の方が真似をします。必ずルート上を歩いて下さい。
4.大天井岳は必ず頂上へ登ってから常念方面へ縦走願います。夏道に入ると危険です。
  (トレースをつけたり、また、トレースがあっても夏道に入らないでください。)

写真・リポート・ガイド   小山秀樹  榊 寛昭    

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