■雪融けが進みました■
H20.5.27

例年より残雪の多い燕岳周辺ですが、ここ10日間でだいぶ雪融けが進みました。街中の初夏の陽気が、山肌をぬって稜線に届き始めたのでしょうか?ハイマツの緑色が稜線上に顔を出し始めました。5月26日現在、第3ベンチと富士見ベンチの間から山荘にかけては雪の上を歩くことになりますが、第3ベンチから下はほとんど雪がありません。燕山荘周りの気温は、朝晩冷え込む時はマイナス1℃〜マイナス2℃前後、日中は、晴れれば気温は10℃前後まで上がります。
【ライチョウは恋の季節!縄張り争いの真っ最中です】
「テント場脇で見ました!」「燕山荘のすぐ下でオスのライチョウが・・」「蛙岩の手前でつがいを見ました」ライチョウの目撃情報が多数寄せられています!今の時期、ライチョウたちは恋の季節なんです。オス同士の縄張り争いやメスをめぐっての争いなどライチョウ達にとってとても大切な時です。どうぞ、遠目から温かく見守ってください。
【イワヒバリの水浴び】
稜線に訪れた春を待ちわびていたかのようなイワヒバリ
登山道の様子と第8回ビギナー春山登山教室
第1ベンチ下 第3ベンチ
富士見ベンチ 燕岳頂上
登山口近くはツツジが咲き始めました。もうじき白い可憐なマイヅルソウやギンレイソウ、イワカガミなどが姿を現します。第3ベンチより下は、ほとんど雪はありません。
今回の登山教室はお二人のご参加。「プライベートガイドみたいな感じで、得した気分だわ!」
お一人様のご参加から催行します。今年のビギナー春山登山教室はあと2回(5/31〜6/1、6/7〜8)となりました。「ゆったり泊まれる5月、6月に行ってみたいけど、雪のあるこの時期は自信がなくて・・・」と言う方、燕山荘のベテランガイドが、ご参加お待ちしております!
第8回ガイド 河地清人
【雪融けが進み山荘内も重装備を取り外しました】
燕山荘周りの除雪が進み、屋根を覆い尽くしていた雪がようやくなくりました。冬の間雪の重みから山荘を守っていたサポート類を全て取り外すことができました。
【5月15日と26日の対比】
燕岳(5/15) (5/26)
燕山荘周り(5/15) (5/26)
合戦尾根(5/15) (5/26)
槍ヶ岳方面(5/15) (5/26)

【大天井岳方面へ縦走される方へ】
大天井岳は必ず頂上へ直登してください。くれぐれも危険ですので夏道には入らないようにお願いします。また、今年は北面に当るフェイスが、雪が凍って滑りやすくなっていますので、風が強いときは注意が必要です。

5月の山は天候が急変する事があります。装備は万全でお越しください。まだまだアイゼン・ピッケルが必要です。
撮影   井村克彦   榊寛昭   高橋広平       リポート  榊寛昭

燕山荘通信

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