■燕岳夏の風物詩学校登山■
H19.7.31


梅雨明けが待たれる毎日ですが、燕岳周辺には夏山の賑わいが訪れています。
今年はコマクサをはじめ、高山植物が本当にきれいに咲き誇っています。
雨でずっと延期になっていた中学校の学校登山もようやく始まりました。
燕岳の夏の風物詩、山に活気が溢れます。
〈地元中学校の学校登山〉
燕岳の学校登山の歴史は古く、燕山荘が燕の小屋(つばめのこや)として誕生する大正時代にはもう始まっていました。昭和ひとケタ生まれの方は今の小学校に当る国民学校5年生の時に国語の教科書の中で『燕岳に登る』を勉強されていると思います。当時の学校登山は中房から夜中に登り、ご来光を拝んで下山するものでした。また、麓の有明から中房登山口までも歩いていました。
今年は、雨で何校も延期になっていましたが、7月23日、ようやく今シーズン初めての学校登山(地元の堀金中学校、信州新町中学校、そして東京の成城学園中学校)が実施されました。この日は天候に恵まれ、360度の大パノラマが広がりました。24日朝は青空に映える燕岳をバックに、オーナー赤沼によるアルプホルンの音色が山全体に響き渡りました。
地元の中学校のほかに、毎年、槍ヶ岳まで縦走をしている成城学園中学校の学校登山の歴史は古く、毎年、燕岳から槍ヶ岳まで縦走されています。他に南山中学校、高田高校、地元の大町高校など、多くの学校の皆さんが登ってこられました。若い頃から大自然に触れることは、自身の感性を高めることになり、その体験は大きな財産になると思います。
〈テント場の雪はほとんど消えました〉
テントサイトも賑やかになりました。雪も7月31日現在ごくわずか残っている程度です。
〈ヘリコプターによる荷揚げ〉
燕山荘の荷揚げの様子です。現在燕山荘のほとんどの物資は、ヘリコプターにより荷揚げされています。スタッフ総出で作業にあたります。
〈迷い込んだ蝉〉

稜線上では珍しい蝉です。
〈長野放送で放送されます〉
お知らせです。詳細はまだ未定ですが、8月中にNBS長野放送(フジ系列)の夕方のニュース番組で、燕山荘の模様が放送されます(放送は長野県内のみです)。放送予定日が決まりましたら、随時お知らせいたします。7月の後半に、約一週間取材がありました。
(長野放送取材班の皆さんと燕山荘赤沼(左から2番目))
〈ご来光〉
その都度、雲や光線の加減に違いがあり、見飽きることはありません。
〈今週のコマクサ〉

何年もかけて大切に守ってきたコマクサです。
どうぞ、踏み荒らすことなく、登山道上から、そっとご覧頂くようお願いいたします。
写真    赤沼健至    榊 寛昭

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