■4月22日 燕山荘はオープンいたします■
H18.4.13

2006年度 燕山荘営業のご挨拶
燕山荘代表 赤沼健至
安曇野は梅の花が満開となり、桜の蕾も膨らんでまもなく花が咲き始めそうです。今年の山行計画はお決まりになられましたか。
 昨年、私は燕山荘のイベントのガイドとインターネットの写真を担当いたしました。おかげで11月末までに毎週のように燕岳へ登り、さらに表銀座から槍ヶ岳、奥穂高岳、常念岳、雪倉岳、朝日岳、スイスハイキング、ツール・ド・モンブラン(モンブランを中心にスイス、フランス、イタリアの山小屋を泊まりながら、絶景と文化を楽しむ、ロングトレールコース)そして、年末年始の登頂ガイド4回、さらに毎週末栂池高原でスノーシューハイキングを行っておりました。
 つくづく感じたことは山登りは健康にいいということでした。大自然の素晴らしさに感動すると即座に心身とも蘇生する不思議な体験を、何回登ったかわからない燕岳でも毎回新たに感じております。
今年も、私たちスタッフは大自然の感動を体験していただきたく、様々なイベントを企画いたしました。
 さて、4月22日まもなく燕山荘が小屋開けいたします。まだ入山しておりませんので詳しい状況はわかりませんが雪が一年中で一番多い4月の雪山に深雪が積もる迫力は一年を通して、4月下旬が最高です。写真に興味のある方は、この小屋開けからGW前半は見逃せません。
小屋開け時の様子(平成17年度)
昨年4月24日の様子です。新雪が積もると岩氷がついたり、きれいで迫力のある写真が撮れます。
スタッフは小屋を掘り出したり、布団を干したり……。
小屋開けの物資は中房からヘリコプターで荷揚げします。
たった1週間で山はめっきり春らしくなり、GW中盤になりますと、穏やかな山容となってきます。
でも、朝、晩の冷え込みが厳しいときもありますので、アイゼンは10本歯以上をお勧めいたします。靴によって相性もありますので、アイゼンをお求めの方はスポーツ店に登山靴を持参された方がいいでしょう
GWの風景
5月に入ると山容も急に変わり春らしくなってきます。
GWは燕山荘もテント場も賑わいます。日中は燕山荘から頂上まではアイゼンなしで出かけられます。
GWから生ビールもお楽しみいただけます。
ピッケルも必要です。使い方がわからない方は私たちの「ビギナーのための燕岳春山登頂ツアー」にご参加いただければ、初歩的なピッケル、アイゼンの使い方と滑落停止の方法をお伝えいたします。ストックは二本のほうがいいです。春山で一番注意することは、滑落です。雪面が硬くしまっていますので、うっかり転んで滑りはじめると大変です。春山の事故防止は「転ばない」の一言です。ゆっくりゆっくり一歩ずつ確実に上下山していただければ、心配なことはありません。
ビギナーのための燕岳登頂ツアー(平成17年度)
中房・有明温泉有明荘に集合。
滑落停止や初歩的なピッケル・アイゼンの使い方、歩き方の講習をしながら楽しく燕岳に登頂します。
よく、雪崩のことを聞かれますが、燕岳は合戦尾根の尾根上を歩くため雪崩の危険はありません。また、登山道には赤い旗竿を目印に立ててありますので心配ありませんが、下山時、尻セードやグリセードの失敗で大変危険なことが起こります。滑った跡をつけますと後の方々も真似をされますので、トレース通り歩いてください。春山の雪面は融けたり凍ったりを繰り返し弱層になっています。そこに深雪が積もりますと雪崩が簡単におきてしまいます。
 GWも終わり5月の中旬になりますと山も静かになり雷鳥の恋の季節となってきます。6月上旬まではユーモアたっぷりの雷鳥と残雪そして中房周辺の新緑が楽しめます。また、6月に入りますと中房のしゃくなげも見事です。陽が長くなり山登りと温泉が最高に楽しくなります。
赤い旗竿としゃくなげ
小屋開け最初の仕事は赤い旗竿をたて、ルートをつくることです。
石楠花は中房渓谷で5月下旬から楽しめます。
なお、4月21日は正午、中房までの車道が開通予定です。
4月17日には建設事務所が下見を行いますので、詳しくは17日以降お伝えいたします。
今シーズンもどうぞよろしくお願い申し上げます。

2006年度の営業予定

燕山荘(燕岳) 4月22日〜11月25日
有明荘(燕岳登山口下 中房・有明温泉) 4月21日〜11月25日
大天荘(大天井岳) 6月30日〜10月15日
ヒュッテ大槍(槍ヶ岳・東鎌尾根) 7月 1日〜10月9日
北アルプス燕山荘 代表赤沼健至

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