■2005年〜2006年 冬山総集編 その2■
燕岳登頂ガイドツアー編
H18.2.4

@12月23日〜25日 担当ガイド 赤沼敏治 井村克彦
A12月27日〜29日 担当ガイド 赤沼健至 井村克彦
B12月31日〜1月2日 担当ガイド 赤沼健至 赤沼敏治 特別ガイド 大蔵喜福氏
C1月4日〜6日 担当ガイド 赤沼健至 赤沼敏治
「雪の美しさ、冬の北アルプスの迫力。安全に配慮し、凛とした冬山の素晴らしさ、神々しさを味わい楽しんでいただくお手伝いをしたい」燕山荘は今シーズンも12月23日〜1月8日まで冬期営業を実施いたしました。
「冬山はちょっと怖くて」「誰か案内してくれたら」という冬山初心者の皆様の声にお答えして、冬期営業期間中に、燕山荘スタッフがガイドするツアーを4回企画いたしました。2日間燕山荘に滞在するのは、2泊3日の日程であれば少なくとも一日は晴れる確立があるからです。今年の4回のツアーでは、各回とも北アルプス全山から、富士山、南アルプスまでを、一度は見渡すことができました。
お客様の声…「激しい吹雪だったので、途中までで下山された方の話を聞くと登れるかどうか不安でしたが、担当ガイドの方が大丈夫ですと案内してくれたので安心して登れました。吹雪が一転して快晴となったり、ご来光で山々が赤く染まったり、感動の連続でした。本当に充実した山登りが楽しめました。」
深いラッセル 合戦小屋までトレースをつけに来た山荘スタッフ
強風の中の上山 目印の赤い旗竿
強風の中、燕山荘に到着
今冬の吹雪の激しさ、雪の量はなかなか迫力がありました。自信を持って安全にガイドできるのは、事前に赤い旗竿を30m間隔に立てたり、燕山荘〜合戦小屋間を何度も往復し雪を踏んでトレースを作っていたからです。
ご来光 7:04 雪に覆われた燕山荘
槍ヶ岳 燕岳
蛙岩方面と槍ヶ岳 合戦尾根
冬山の魅力の一つに雪肌の滑らかさがあります。今年のように雪の多い時は格別です。ご来光時、雪面が赤く染まると、心の底から感動が湧き上がります。神秘的な体験は、朝から日中までも続き日常生活では味わえない感動の連続です。
表銀座から槍・穂高連峰 裏銀座の山々
朝の燕岳 頂上直下から燕山荘を望む
岩と雪のいたずら 強風の合戦尾根
燕岳周辺は写真の題材が溢れています。ガイドの途中で夢中でシャッターを切ってしまうこともあります。手袋をはずしていて、気がついたら軽い凍傷になっていました。風が強いときは体感温度が極端に下がりますので、冬山の装備は充分注意しましょう。
〈今シーズンのガイド〉
燕山荘 赤沼健至 燕山荘 井村克彦 旅行社天渓 赤沼敏治 登山家 大蔵喜福氏
今シーズンは全国的に、そして北アルプスも、12月から例年にない大雪に見舞われましたが、ツアー参加申し込みの皆様はほとんどキャンセルされることなくお越しいただきまして本当に感謝申し上げます。
私達も安全第一に徹し、熟知している道でも注意深く行動したつもりです。全4回のツアーは各回とも、日程の少なくとも一日は素晴らしい快晴にも恵まれ、冬山の魅力を充分味わうことができました。心より感謝申し上げます。

 〈今シーズンのツアーから今後のご参考までに〉
1.荷物は出来る限り少なくすることが大切です。中房まで時間がかかっている方は荷物が重すぎると思  います。
2.汗をかかないくらいゆっくりと登ることが大切です。
3.ヤッケのフードは顔のほほを凍傷から守ってくれます。
4.デジカメのバッテリーは予備があると便利です。寒さですぐにバッテリーがオーバーになってしまいます
5.アイゼン、ピッケル、滑落停止は機会があったら体験しておきましょう。
  ※燕山荘はゴールデンウィークから6月上旬までの週末にピッケル、アイゼン滑落停止の講習会を行  っています。冬山をもっと楽しむために、ご参加いただけたら幸いです。また、私達がご案内いたします
ありがとうございました

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