◆燕山荘スノーシューツアー・上高地第一回◆
H23.1.27 更新


今年で3年目を迎える燕山荘上高地スノーシューツアー。グリーンシーズンとは違う表情を見せてくれる
このコースは、実に奥が深く、案内するスタッフ自身飽きのこない素晴らしいルートです。
上高地ツアー第1回目の1月23日〜25日は雪また雪の3日間でしたが、
ご参加頂いた皆様は、いろいろな場面に魅了されていらっしゃいました。

〈2011年 燕山荘上高地スノーシューツアー第1回目〉



<1日目>
大正池畔

梓川畔から岳沢方向

六百山に抱かれるカラマツ林 上高地バスターミナル界隈
歩き始めは若干薄く青空も見え隠れし、「これならば、山 期待できるぞ!」と意気揚々。しかしバスターミナルに着くお昼頃は雪空。とはいえ、河童橋あたりから仰ぎ見る六百山・霞沢岳方面はモノトーンな世界に包まれ迫力がありました。

「これぞ雪見大福!」

「メタボな人は通れないな」

明神周辺から明神岳最南峰(X峰) 明神橋から
雪が織りなす造形を楽しみつつ午後に入ると風雪が弱まり、気がつけば明神岳最南峰がドンと顔を出しました。手前に赤く色づき始めたヤナギとのコントラストが絶妙です。

今年もあちこちで見かける愛嬌ふりまくサル達。されどこの樹皮の被害は深刻です。

明神岳を仰ぎ見る 

遠く白く輝く常念岳と大天井岳


夕日浴びる六百山を背にのんびり梓川を歩く
「いつの間に川を渡ったんですか?」「常念岳があんなふうに見えるとは!」
それもそのはず、グリーンシーズンはこのあたり雪解け水がふんだんに流れているので、
まさかその上を歩けるとは思いもせず。水量が減り伏流水となるこの時期だけの特権です。




15キロのロングランを制覇したあとの食事は、たとえ味付けあまくてもおいしく召し上がっていただけたようです。ホッと胸をなでおろすスタッフでした・・・。

<2日目>
風雪模様 左写真と同じ場所で(昨年1月晴天時の写真)
夜中きれいに星空が見えていたので、「明日こそはいける!」・・・と夜が明けてみると、見事な吹雪。
「すごいけど、きれい!」とは参加者の声に皆さん納得、これぞ大自然の息吹です。“きれい”でした。

新村橋あたりで気合いを入れる 新村橋を渡る
横尾までは断念し、新村橋の少し先までの散策(?)。降りと風は確かに“すごかった”のですが、梓川下流からの追い風だった為、思いのほか“この吹雪を楽しんだ”皆さんです。帰りは樹林の中を戻ったため、風の影響なく戻れました。

夕方近くになって風雪が弱まり、徳沢界隈の銘木といわれているケショウヤナギを見に出かけました。

<3日目>
三日間お世話になった徳沢園冬期小屋

今日も早々に雪煙の洗礼を受ける

今日こそは青空に映える明神岳・前穂高岳を… 「今日がダメなら来年こそ!」
最終日、多少青空は見えていたのですが、梓川沿いは向かい風が一段と強く、早々に雪煙の洗礼を受けての出発となりました。

穂高神社奥宮 

明神池畔

思い思いに… 



霞沢岳方面 焼岳方面
3日目も終盤、大正池近くまで戻ったところで風雪は弱まり、少しまわりが見渡せるようになりました。
「あっ、焼岳が見えた!」「あれ霞沢岳?」見える峰々に一様に歓声があがりました。

「ここにテント張って、しばらくこの景色を独り占めにしたいなぁ」
そのコメントピッタリでした。晴れて青空が見えるわけではありませんでしたが、このモノトーンの世界は、冬だけにしかみることのできない特権です。




〈大正池畔からみた穂高連峰  2010年1月晴天時の写真〉
この凛とした穂高連峰が見えるのもこの時期だけです。
どんなお天気に巡り合うかわかりませんが、冬の上高地は奥が深いです。

ご参加頂いた皆さま、どうもありがとうございました。
次回上高地ツアーは、2月10日からです。

ガイド・撮影:河地清人  榊 寛昭    リポート:榊 寛昭

スノーシューハイキングへ戻る

燕山荘通信へ戻る

燕山荘トップへ