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燕山荘

燕山荘通信|北アルプス表銀座 燕岳(つばくろだけ)の山小屋 燕山荘グループ
 

燕山荘冬期登頂ツアーとクリスマス
2016/12/27

12月23日~25日は、燕山荘スタッフガイドによる冬期燕岳登頂ツアー第1回目を催行、
燕山荘では、クリスマスイベントで盛り上がりました。

【冬期燕岳登頂ツアー】

〈ツアー第1日目〉
ツアー前日は、12月というのに中房では雨、燕山荘付近ではかなりの風雨という思いがけない天気となってしまいました。当日も登山口で朝から雨が降っていて出発するかどうか迷いました。というのも燕山荘周りでは吹雪へと変わりつつありました。雨で濡れた状態で、そのまま稜線で風に吹かれたら、たちまち凍り付き、低体温症になる可能性が出てくるからです。中房で雨、上は吹雪、こんな天気の登山は控えたほうがいいです。

しかし、その後、寒気が入ってきて気温が下がり雨は雪に変わることが予測できたので、出発を少し遅らせて様子を見ることにしました。そして1時間くらいで雨は雪へと変わり、皆さん体調も良さそうだったので、出発することにしました。気象情報をうまく利用すれば、悪天の日でも登ることが出来る場合もあります。

登り出すにつれて本格的な雪となってきました。冬用のウェアは雨には弱いので、冬山で雨になりそうな時は要注意です。

〈富士見ベンチ〉
富士見ベンチでわかんを着けました。どこでわかんを着けるかは各自の判断になりますが、歩いていて少しでも潜るようなら、わかんを着けた方が歩きやすくなります。また、合戦尾根においては、スノーシューは使いづらいので、わかんの方をお薦めします。

〈準備を整える最終ポイント合戦小屋〉
合戦小屋は悪天時の重要なポイント地点となります。
ここより上部は木々が少なくなり、風をよける場所がないのでまともに受けることになります。冬山では森林限界の上と下では全く別世界になります。準備を整える最終ポイントが合戦小屋です。服を着こみ、アイゼン・わかん等のひもを締めなおし、食べ物を口にしておくことも重要です。体の中のエネルギーがなくなってしまえば、体温を作ることが出来なくなり、途中でバテたり、低体温になってしまいます。

ツアーの皆さんもここで準備万端に。稜線で強風に備え、耐風姿勢の確認も行いました。

気温-8℃、風速10m位と冬山としては極端に厳しい天気ではありませんでした。こうした気象状況を経験したことのない方にとっては、厳しくつらく感じたかもしれません。冬山登山は知識だけではなく経験を積むことも大切です。

〈第2日目〉
翌日、24日はだんだんと天気が回復してきました。この降雪直後が最も美しい世界が広がります。

いよいよ燕岳登頂へ向けて出発です。しっかりと着込み、顔はバラクラバ等で肌を出さないようにします。露出している部分は凍傷になってしまうからです。

イルカ岩もびっしりと岩氷が付き、とっても寒そうです。

〈燕岳登頂〉
全員、燕岳に登頂です。夏とは違い、この白い燕岳の頂上に立てる喜びは登頂した方でないとわからないと思います。

今回のツアーでは、雪洞掘りやロープワークなどを行いました。

北燕岳方面は冬は通行できません。

12月24日クリスマスイブ

〈クリスマスイベント〉
クリスマスイブは多くのお客様で大変賑やかになりました。オーナー赤沼と一緒に「メリークリスマス」と全員で乾杯。たくさんの笑い声の中、ワインと手作りケーキの登場に大盛り上がりとなりました。山でのホワイトクリスマスに大感動となりました。

〈第3日目〉
きれいな青空の下での下山となりました。高気圧にすっぽりと覆われると冬山でもこんな穏やかな天気に恵まれることがあります。ただ、注意しなくてはならないのは、その後、次の低気圧がやってくると大きく天気は変わります。登る日の天気だけではなく、下山日の天気予報もしっかりと把握しておくことも大切です。

〈ライチョウの足跡〉
帰り道、三角点の少し下でライチョウの足跡を見つけました。冬の時期、ライチョウの居場所は少し下がると思われますが、恐らくこの辺りが一番下になると思われます。姿はまだ見かけませんが足跡はよく見かけるので真っ白になったライチョウに出会えるかもしれません。

第1回目の冬期登頂ツアーにご参加頂いた皆様、クリスマスに登って頂いた皆様、どうもありがとうございました。

第1回ツアーガイド:井村克彦 河地清人

燕山荘の冬期営業は1月8日のご宿泊までとなります。
燕山荘冬期燕岳登頂ツアー、今後の日程は
12月31日~1月2日、2017年1月3日~5日、1月7日~9日となります。
ツアー詳細は「燕山荘イベント情報」をご参照ください。

冬山の素晴らしさを皆様に体験して頂けるお手伝いとして、燕山荘は冬期のこの時期に営業しております。そして、楽しく安全に登山していただけるように頑張っていきたいと思います。

写真:井村克彦、河地清人
文:河地

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